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非常に多くの会社があるネットワークビジネスですが、近年はランキング上位に外資系が目立ってきています。 その外資系が多く採用している報酬システムが、「パスアップ」と呼ばれる方式です。
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パスアップは、オーバーライドと同じで基本的にはボーナスという形の報酬方式となっています。 自分が育成する形で増やした傘下のグループの中のディストリビューターが成果を残し、より大きな権利差を得た場合、その育成者が割を食わないように特別ボーナス枠を設置しておくという方法です。
パスアップはオーバーライドとは異なり、補正という形でボーナスを生じさせています。 補正というのは、成果金額の発生に際し、あらかじめ最低保証額を設けておき、その額に達しない場合はそれを補正する形でボーナスを支給するというものです。 つまり、育成者が損をする事がないよう、あらかじめ救済措置を設けておき、実際に損をしそうな状況が生まれた際にその救済措置をボーナスという形で施行し、結果として育成者が損をしないようにするという課金システムという事になります。 帳尻あわせ、と言えばわかりやすいでしょうか。
問題はこのボーナスの財源ですが、実はこれは育成した後に独立した人の報酬から出るのが一般的です。 正確には、育成者をその傘下者が抜かないように調整するという形ですね。 土台として権利差があり、それに矛盾が出ないようにボーナスで補正するのがパスアップ方式の特徴です。
ランキング上位にいる会社の中でこのパスアップを採用しているネットワークビジネスの会社は、アムウェイやウィンズインターナショナル等です。
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