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IT業界の落とし穴として、業界全体に蔓延している問題があります。 と言っても、これは消費者側にとっての落とし穴ではなく、会社側の問題です。
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ネットワークビジネスにおいても、それは例外ではありません。
IT産業は、まだ市場ができてからそれほどの年月が経っていません。 その一方で、最も勢いのある産業として、あらゆるメディアやランキングでは取り扱われます。 その為、若い人が中心になってビジネスを行っています。 20代の社長も珍しくないくらい、かなり若年層が多い業界です。 それ故に、なかなか緊張感を保てないという面があります。
若い人たちばかり集まると、どうしても縦社会としての関係性が築けない傾向が見受けられます。 年配者が管理職についている普通の会社の場合は、彼らが緊張感を生み出し、職場は一定の張りつめた空気が漂うものです。 しかしITの会社の場合にはそういった空気がなかなか作れず、結果として緩んだ空気が蔓延してしまうのです。 そうなると、会社としてなかなか良い仕事ができない事は、いうまでもないでしょう。
ネットワークビジネスでは、特にこの傾向が強く見受けられます。 誰でも始められる仕事であるという事は、同時にビジネスとしてはネットワークビジネスを見られない人も少なからず出てくる事につながります。 もし、ネットワークビジネスの売上高ランキング上位に食い込むような大企業にしたい、という志を持っているならば、仲良しクラブのような空気は歓迎すべきではありません。
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